'''''五味由梨 制作の記録
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クリスマスのもの

東京にいると、帰路では表参道のイルミネーションがきえていて、
あっという間にクリスマス通り過ぎて年末になりそうですが
ヨーロッパにいたころのものを取り出してクリスマスを思い出しています。




2012年のクリスマス。
ひとりでロンドンからプラハに格安航空券で飛んで、クリスマスマーケットを見ようと思っていた矢先、
チェコの元大統領だったハヴェル氏がなくなり、プラハは町中で追悼のロウソクが灯りました。



(Prague, Dec 2011/中判)


(Prague, Dec 2011/中判)​


(Prague, Dec 2011/中判)​


(Prague, Dec 2011/中判)






(Prague, Dec 2011/iphone)​

音楽は小さめに、街の広場では静かなクリスマスマーケットがひらかれていました。
最初の写真の4枚目の、てかてかした素材のマスコットはそのときにたくさんあるなかから選んできました。
ウィーンやドイツのマーケットでは見かけない素材でした。




その後、予定通り鉄道に乗って、20ユーロくらいでドイツの世界最古のクリスマスマーケット・ドレスデンへ。
留学中の友達とホットワインやココアを飲みながら、露店を見てまわり、古い建物の並ぶ川沿いの夜景がきれいでした。



(Dresden, Dec 2011/中判)​














(Dresden, Dec 2011/i phone)

日本みたいに快適なドイツの国鉄でドイツを北上し、ハノーヴァーへ。
アイルランド旅行中にホステルで友達になった、同い年の家具職人のジョセフィンを訪ねました。
あたたかいドイツ家庭のクリスマスに混ぜてもらえて、ほんものの暖炉と犬がいて、クリスマスのいい思い出。






ハノーヴァーにはいい写真美術館と併設の本屋さんがあったり、
郊外に住むジョセフィンにランチを案内してもらったり、

ひとりで行った洋服屋さんで買い物客の女性からドイツ語で「これ似合うかな?」と話しかけられたりと
なんとなくとても居心地の良い港街でした。








そしてひとりまた電車にのり、電車にのったまま船にのり、
北上してコペンハーゲンに向かいました。






幻想的な海辺を散歩したりと旅は続きますが、写真が多すぎるので今回はこのへんで。
遠い目・・・。
思い出にお付き合いくださりありがとうございました。


おまけで、ロンドンのクリスマスはモダンでした。






(London, Dec 2011 / iphone)
 

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モノ:曾祖母の着物
 

最近、曾祖母の桐だんすを、2世代とびこえた私が開拓しています。
私が幼少のころにすでに90歳近かった祖母の記憶はおぼろげですが、おだやかで冷静で、我が道をゆく人のイメージがあります。修了制作のモチーフになっている45年前にヨーロッパを旅行していた例の曾祖母のものです。

たんすがしっかり閉まっていたので状態も(たぶん)よく、今でも色あせないモダンな柄や素材が目をひきます。しかも着物の色が、どことなく私のクローゼット内の色と似ていて面白いです。


曾祖母が「私はこれ」と自分で家紋を決めて仕立てたという伝えの訪問着が見つかったので、卒業式に着ることにして、長襦袢や帯締めや帯揚げを着物に合わせて新調してみました。

曾祖母の旧姓の書かれた紙に包まれていた、派手ではない着物ですが、不思議な魅力の可愛らしさがある柄です。



季節は梅をとおりすぎて、桜満開の卒業式になりそうです。

© Yuri Gomi

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モノ:カトラリー
This post is about my favorite cutlery. 

Table fork by David Mellor, UK.
Soup spoon from a small shop in Tokyo. I don't know who designed it.
Knife from IDEE, Tokyo. 

Cutlery is very hard to pronounce for me, by the way!
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身近に集まってきた「もの」を勝手に語るシリーズの第2回です。

留学中のシェアフラットで備品のごつい食器を使っているときに、ふと実家のシンプルなフォークとスプーンが実はとても使いやすかったことに気付きました。

それに似たものをイギリスで探すところから、私のカトラリージャーニーが始まりました。
どの形が一番使いやすいか考えながら食器をたくさん見た結果、こうなりました。


ファーク:
歯が4本で、長過ぎず短かすぎない適度な長さ、そして幅が適度に細いフォークは、ロンドンのサローンスクウェア駅近くのお店を構える、イギリス人工業デザイナーDAVID MELLORのもの。彼自身の手がけた食器と生前にセレクトした食器が並んでいる専門店です。
後に調べたところ、これはPrideというシリーズのフォークで、1953年にデザインされて今も新品が販売されている名作です。しかもDAVIDがRCAの学生時代にデザインしたものだそうな!
ロンドンで、単品が20ポンド弱です。1本買ってみて、何の料理にも使い勝手が良かったので、ちまちまと買い足しています。スプーンとナイフはここのを採用せず、似ている質感で違う形のを探すことにしました。

スプーン:
あとから見つけたスプーンは、一時帰国中に覗いた吉祥寺の雑貨屋さんにあったもの。日本製でブランドは不明です。海外のスプーンに比べて細みなので食べやすいのがポイントです。持つところから丸くなるところに形が変化する部分のエッジが美しいです、が、写真に撮るときそこ意識してなかったので写ってません。すみません。

ナイフ:
IDEEという日本の会社のものです。鋭すぎず、大きすぎず。やわらかい丸みが良いです。

カトラリー置き:
ヘルシンキのアンティーク市場の、ちょっと薄暗いような銀細工屋さんから発掘したものです。6匹セットで束ねられていました。写真だと見えにくいですが、犬です。型に銀を流し込んで作ったのがよく分かるくらい、エッジの鈍さが一体ごとに違うのがかわいいです。

みなさん違うところから集まってきましたが、仲が良さそうなので満足して、ありがたく使っています。

© Yuri Gomi

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モノ:受験の画材
あたらしいブログのカテゴリーで、「material」=もの(物質、不可欠な、大切な等の意味もある)というのを作ってみました。気になる何かをたまに載せてみます。
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片付けていて出てきた美大の実技予備校のころの道具には、描いた平面構成よりも当時のわたしの息づかいが残っていました。
ダブルスクールみたいになってる高校時代の現役受験生のときが一番たいへんかと思ったら、
浪人時代も実技と学科漬けで健康を維持するのに精一杯。
整骨院で背中の筋肉に電気を通してもらっていました(受験生に整骨院はおすすめ)
大学はいったらいよいよ過労で消化器系の病院のお世話になるようになり
大学院いったら、仕事と課題のスパイラルで一年の目標が「倒れないこと」になり
ようやく落ち着いたのは海外の大学院のときでした。
制作が楽しくて精神力が体力を越えてたから大変だったので、どの時期も、もう1度とは言いたくないような。
熱中できたという意味で、幸せ
な学生生活の幕開けとなった 予備校時代の画材たち。
 
私大の平塗り平面構成用に作った色の化石。
(Drawing stuff 2012/D300s)
鉛筆はこの10倍くらい使ったと思います。もっとかな?
4年間にわたる美大受験のための実技はすごく楽しかったけど、人生のなかで1回でいいかなと思うことのひとつです!
狭い美術デザイン業界のなかに、予備校時代からの友達や講師の先生たちといった知り合いがたくさんいて、いろんな意味で基礎をつくった大事な日々だったなぁと今も思います。
 
© Yuri Gomi

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